早朝の黄点滅信号は細心の注意を - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

早朝の黄点滅信号は細心の注意を

 さる10月11日午前6時前、三重県御浜町の信号交差点で、横断歩道を渡っていた歩行者が、左から走行してきた軽乗用車にはねられる事故がありました。

 

 事故の現場は、午後10時から午前6時の間は、車側が黄色の点滅信号になる交差点だったということです。

 

 深夜から早朝にかけて、交差点の信号が黄点滅信号に変わる所があります。

 そういう交差点を通過するドライバーの意識としては、青信号と同じような意識で通過しているような気がします。

 

 つまり、青信号を通過する意識を持ってしまえば、どうしても渡ってくる歩行者などはいないという感覚になり、横断歩行者がいても見逃してしまいがちになります。

 

 さらに、事故が起きた時刻は日の出前で薄暗いことを考えると、横断してくる歩行者の服装によっては、路面と一体化して発見しにくくなります。

 

 黄点滅信号は、「他の交通に注意して進むことができる」という意味ですので、青信号とは決定的に違います。早朝、黄点滅になっている交差点では細心の注意を払って走行してください。

 

(シンク出版株式会社 2022.10.14更新)

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