見通しのよい交差点でも油断しない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

見通しのよい交差点でも油断しない

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる3月30日午前9時ごろ、愛知県稲沢市にある信号機のない交差点で、高齢者施設の送迎車と乗用車が衝突する事故が発生しました。

 

 報道によると、現場は田んぼ道の見通しのよい交差点であり、コリジョンコース現象が発生したおそれもあるそうです。

 

 コリジョンコース現象とは、双方の車が同じようなスピードで走行していたとき、錯覚によりお互いに止まっているように見える現象です。

 

 まずは、たとえ見通しのよい交差点であっても、コリジョンコース現象のような危険があることを改めて意識してください。

 

 そして、交差点を進行する際には、信号機の有無や自車の優先・非優先にかかわらず、油断せずに必ず交差車両や対向車両の存在を確認することを徹底し、安全運転を心がけましょう。

 

 (シンク出版株式会社 2023.4.6更新)

■運転中の「錯視・錯覚」を意識していますか?

──監修:杉原厚吉(「計算錯覚学の構築」チームリーダー)

 

小冊子「錯視・錯覚に注意して事故を防ごう」は、下り坂が上り坂に見えるなど、運転中におこる錯視・錯覚を具体的に紹介した、事故防止教育教材です。

 

5つの問題に回答を記入したのち、解説を読んでいただくと、「運転中の錯視・錯覚」について簡単に理解していただくことができます。

 

巻末には、「錯視・錯覚」をどれだけ意識して運転しているかを確認できるチェックリストを設けています。

 

【詳しくはこちら】

 

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