エンジンブレーキの使い方を確認しよう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

エンジンブレーキの使い方を確認しよう

写真はイメージです
写真はイメージです

 さる7月18日に、静岡県小山町で昨年10月観光バスが横転した事故で、過失運転致死傷の罪に問われている運転者の被告人質問公判が行われました。

 

 報道によると、急こう配の坂を4速で下ろうとした理由について「フェード現象の認識が甘くフットブレーキを使えば4速でも下れると思った」などと述べているそうです。

 

 さて、フェード現象を防ぐための方法として真っ先に思い浮かぶのは「エンジンブレーキの活用」です。

 

 マニュアル車であれば、シフトダウンすることで、エンジンブレーキを活用することができるため、状況に応じて必要なギアを使い分けましょう。

 

 一方、オートマチック車(AT)では、通常走行時の「D」から「2」や「L」に下げることができます。また、最近では「2」や「L」ではなく、「M」と書かれているものもあり、こちらは「-」にシフトレバーを傾けるとギアを下げることができます。

 

 ここで注意したいのが、オートマ車のシフトレバーは車種によって仕様が異なることです。シフトダウンしたい場面で慌てることがないように、普段から運転している車のエンジンブレーキの使い方を、もう一度確認しておきましょう。

 

(シンク出版株式会社 2023.7.21更新)

■ヒューマンエラーの危険度をチェックして事故を防止しよう

 運転中の「ヒューマンエラー」は、事故に直結する危険が非常に高いため避けなければいけません。

 

 事故診断テスト「事故を防ぐヒューマンエラー危険度診断」は、日頃の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えていただくことで、「手抜き行動」「思い込み・錯覚」などの6つの危険度のうち、自身がどのようなヒューマンエラーを起こしやすいかを診断することができます。

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示