高架下の道路を走行するときは死角に注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

高架下の道路を走行するときは死角に注意

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる9月11日午後4時ごろ、大阪市阿倍野区の高架沿いの道路を走行していたワンボックスカーと小学男児の自転車が出会い頭に衝突する事故がありました。

 

 現場の交差点は、高速道路沿いの道路と高架をクロスする道路が交差しており、橋脚で見通しが悪いということです。

 

 高架になっている高速道路の下には、高速道路に沿って道路が敷設されているところが少なくありません。

 

 そして、こうした道路には、高架下を横切るように交差道路がありますが、そこには橋脚などがあって、非常に見通しが悪い交差道路になっていることが多く、走行するにあたっては細心の注意が必要です。

 

 また、高架沿いの道路は高架ギリギリに設置されていることが多く、一般的道路のような広い路側帯などがありません。

 

 そのため、高架を横切っている道路から自転車が急に出てくると、発見してから避けるまでの距離的スペースがありませんので、少しでもブレーキ操作が遅れると出会い頭に衝突するリスクが高くなります。

 

 したがって、高架下の道路を走行するときには、交差道路の存在に注意し、そこから出てくる自転車などの存在に注意しながら、スピードを落として走行するようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2023.9.22更新)

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