ひとり歩きする幼児を見かけた場合の対処法は? - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

ひとり歩きする幼児を見かけた場合の対処法は?

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる5月12日午後1時40分頃、北海道上川の東川町で、2歳の男の子が乗用車にはねられ死亡する事故が発生しました。

 

 警察によると、運転者は「前方に子供がいるのはわかっていた」と話しているそうです。

 

 道路交通法第71条第2号では、「幼児等の通行の保護」として、幼児が1人で歩行しているときは、「一時停止、または徐行」して、その通行を妨げないようにしなければならないとされています。

 

 小さな子供は、道路上でどのような行動をとるかわかりません。

 

 乗り物が好きな子供などは、車に寄ってくることも考えられますので、見かけた場合は、確実に徐行・一時停止で安全確保に努めましょう。

 

 一方、道路交通法第14条第3項では、「児童・幼児の路上遊戯の監督・付添いの義務」として、幼児をひとり歩きさせてはならないことが定められています。

 

 保護者の方々は、たとえ家の近くであっても、子供から目を話さないようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2024.5.15更新)

■誰でも運転者に指導できる「バスの事故防止実技講習ノート」

 運転の基本に立ち返ることで、構内事故やバック事故をゼロにするための指導者向けの実技講習ノートです。

 

 本書は実技中心の構成となっており、その一部を紹介しますと、バスのサイズや死角の範囲を運転者に予測してもらい、ノートに記載してもらいます。その後、メジャーなどを使用して正しく測定し、予測との違いを確認してもらい、曖昧だった車両感覚を明確にしてバック時の不安をなくすことを目的としています。

 

 また、講習方法は本文に記載されているQRコードを読み取っていただければ、講習内容を動画で確認できますので、どなたでもバスの事故防止講習を実施することができます。

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示