駐車場からの右折横断は慎重に - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

駐車場からの右折横断は慎重に

 さる6月2日午後0時25分頃、広島県三原市の国道で、店舗の駐車場から出て反対車線に向かおうと右折した乗用車と、右方向から来たバイクが衝突し、バイクに乗っていた52歳の男性が死亡しました。

 

 おそらく乗用車の運転者は、反対車線を走ってくる車が気になって左方向に目が行き、右側の安全確認が十分ではなかったのだと思われます。

 

 この事故のように、道路外の駐車場などから出て右折横断するときには、自分と同じか自分より大きな車が反対車線をやってくることが気になり、それらの車をやりすごしたとき、「今がチャンス」とアクセルを踏み込みます。

 

 この場合、急ぎの心理が働き、右からくる小さなバイクや自転車を見落としがちとなります。

 

 このことを常に頭に置き、道路外から反対車線に右折横断するのは危険な行為であると意識してください。

 

 どうしても右折横断する場合は、慎重に左右の安全確認を繰り返し、接近してくる車両等がいないことを確認してから横断するようにしてください。

(シンク出版株式会社 2024.6.6更新)

■社会的に注目されてきた「運転における視野問題」を取り上げた教育教材

 本冊子は運転において重要な「視野(視認可能な範囲)」にスポットをあてた教育教材です。

 

 目のよし悪しは「視力(認知する力を数値化したもの)」で判断されがちですが、実は視野の障害による視野欠損や視野狭窄による事故が多数発生しています。

 

 本冊子は、以前から視野問題の軽視に警鐘を鳴らしていた金光義弘氏(川崎医療福祉大学名誉教授)が、眼科医である川島幸夫氏(医療法人博温会川島眼科院長)と共同執筆した「運転における視野の重要性」をビジュアルに解説した決定版となっています。

 

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