深夜は横断歩道以外の横断者に注意 - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

深夜は横断歩道以外の横断者に注意

 最近のニュースを見ていると、深夜や早朝に横断歩道以外の場所を横断してくる歩行者と衝突する事故が目につきます。

 

 事故を起こしたドライバーとしては、「横断してくる歩行者の発見が遅れた」とか「気づかなかった」といった供述をしており、まさかこんな所を、こんな時間に横断してくる歩行者はいないだろうと油断していたと考えられます。

 

 また、信号機のある交差点や横断歩道などでは、街灯などの照明設備が充実していますので、横断してくる歩行者などは比較的早く発見しやすい環境です。

 

 しかし、横断歩道以外の場所では店舗の灯りもなく暗い場所が多いので、横断してくる歩行者を発見するのは簡単ではありませんので、こうした道路事情も発見の遅れにつながっているのではないでしょうか?

 

 深夜の交通量の少ない単調な道路を走行していると、どうしても油断して運転に関係のないものを見たり、集中力が欠けた運転をしがちになります。

 

 深夜でも、横断歩道以外の場所から横断してくる歩行者に注意を向けるように心がけましょう。

 

(シンク出版株式会社 2024.7.10更新)

■社会的に注目されてきた「運転における視野問題」を取り上げた教育教材

 小冊子「大丈夫ですか?あなたの目のはたらき」は運転において重要な「視野(視認可能な範囲)」にスポットをあてた教育教材です。 

 

 目のよし悪しは「視力(認知する力を数値化したもの)」で判断されがちですが、実は視野の障害による視野欠損や視野狭窄による事故が多数発生しています。

 

 本冊子は、以前から視野問題の軽視に警鐘を鳴らしていた金光義弘氏(川崎医療福祉大学名誉教授)が、眼科医である川島幸夫氏(医療法人博温会川島眼科院長)と共同執筆した「運転における視野の重要性」をビジュアルに解説した決定版となっています。

 

【詳しくはこちら】

トップに戻る パソコン版で表示