事故を起こしたら救護義務を忘れずに - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

事故を起こしたら救護義務を忘れずに

 一瞬の油断で交通事故を起こすと、取り返しのつかない事態になることがあります。

 

 事故を起こすと、パニックになりそのまま逃走してしまう運転者も少なくありません。

 

 先日も福岡県で乗用車を運転していた64歳の男性が、対向車線にはみ出して対向車に衝突する事故を起こしたのですが、そのまま逃走し、過失運転傷害と救護義務違反で逮捕されました。

 

 確かに事故を起こした直後というのは、一瞬にして状況が暗転してしまうため、「この状況から逃れたい!無かったことにしたい!」という感情が沸き起こります。

 

 しかしながら、事故の相手のことを考えると、迅速に対応していれば助かった命が、躊躇している間に悪化し、死亡するケースも少なくありません。

 

 ましてや、ひき逃げなどは言語同断です。

 

 事故を起こしたら、まず自車を安全な場所に止めてエンジンを切る。それから、被害者の状況を確認し、救急車を呼ぶ。さらに警察に連絡をする・・・

 

 なかなか覚えきれないと思いますので、パニックを抑えるためにも、事故を起こした際の手順をメモにして車内に携帯しておくこともひき逃げ防止に役立つでしょう。

 

(シンク出版株式会社 2024.7.22更新)

■社会的に注目されてきた「運転における視野問題」を取り上げた教育教材

 小冊子「大丈夫ですか?あなたの目のはたらき」は運転において重要な「視野(視認可能な範囲)」にスポットをあてた教育教材です。 

 

 目のよし悪しは「視力(認知する力を数値化したもの)」で判断されがちですが、実は視野の障害による視野欠損や視野狭窄による事故が多数発生しています。

 

 本冊子は、以前から視野問題の軽視に警鐘を鳴らしていた金光義弘氏(川崎医療福祉大学名誉教授)が、眼科医である川島幸夫氏(医療法人博温会川島眼科院長)と共同執筆した「運転における視野の重要性」をビジュアルに解説した決定版となっています。

 

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