先日、愛知県豊橋市内にある交差点で信号無視による事故が多発しているという報道がありました。
赤信号を見落とすことはあまりないと思うのですが、この交差点の信号機は対向車線側に設置されており、見落としやすいのではないという指摘がありました。
普通、信号機は走行車線上に設置されていますので、それに慣れていると右側にある信号機にはなかなか目が行きにくいと思います。
また、遠くから見ると比較的正面に近い所に見えていたものが、交差点に近づくにつれて信号機が右側にずれていきますので、視界から消えてしまうこともあると思います。
この場合、信号機の色の位置も問題になってきます。信号機は左から青、黄、赤の順に並んでいますので、対向車線にある信号機の色は赤がいちばん遠くになりますので、ドライバーの目線に入りにくくなると思います。
こうした信号機は、全国的に見ても珍しいということですが、変則的に設置されているものもありますので、目の前の信号を見落とさないように細心の注意を払って運転してください。
(シンク出版株式会社 2024.9.26更新)
交通事故の半数以上が、交差点やその付近で発生しています。
本テストは、事故多発エリアである交差点を走行する際の安全意識を、「直進時」「右折時」「左折時」「発進・停止時」の4つの場面に分けて、チェックすることができます。
ドライバー自身がどの場面での事故を起こす危険度の高い運転を行っているのかを確認することで、今後の安全運転に活かしていただけます。