さる8月27日午後2時半ごろ、山口県周南市の山陽自動道の金剛山トンネル内を走行していた乗用車が、追越車線から走行車線に移ろうとした際に大型トラックと衝突して停車し、車から降りた運転者が、後続の大型トラックにはねられる事故がありました。
トンネル内で事故などで停止した場合、後続車から追突されたり、運転者などがはねられるリスクが高くなるので注意が必要です。
原因の一つは、トンネル内は路肩が狭いということです。非常駐車帯を除けば、どうしても本線上にはみ出して停止せざるをえず、それだけ追突されるリスクが高くなります。
もう一つは、トンネル内は暗いために視認性が悪いということです。後続車からみれば、車が止まっていることに近づくまで認識することができず、気づいたときには間に合わないというケースが少なくありません。
当然、停止車両の回りにいる歩行者などは、更に気づきにくいと思いますので、大変危険です。
トンネル内で事故を起こした場合は、ハザードランプを点灯させて、可能なら非常駐車帯まで移動させてください。外に出る場合は、後続車に十分に注意しましょう。
(シンク出版株式会社 2025.9.3更新)
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