さる8月28日午後3時前、山形県内の交差点で、横断歩道を渡っていた歩行者が、軽乗用車にはねられる事故が起きました。
報道によると、現場は信号機のない横断歩道のある交差点で、事故を起こした軽自動車は、歩行者に進路を譲るために横断歩道の手前で停止していた前車を追い越した際に、横断中の歩行者をはねました。
この事故のように、横断歩道で進路を譲ろうとする車をあおったり、停止した車を強引に追い抜く車を見かけることは、少なくありません。
しかし、道路交通法では、横断歩道を横断しようとする歩行者には進路を譲らなければならないことや、横断歩道の手前で停止している車を追い越す際には、一時停止しなければならないことが、定められています。
「我先に」という自分勝手な運転が、このような悲惨な事故につながることを心に留めておいてください。
(シンク出版株式会社 2025.9.4更新)
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