安全運転管理者選任事業所のアルコールチェックが義務化され、アルコール検知器の導入が進む一方で、運用の徹底には、未だ課題が見受けられています。
ある企業が行ったアンケートによれば、「実施するのは運転前のみ」「たまに検知漏れがある」「実施されていない」など、約3割が正しい運用ができていないという実態もあるようです。
安全運転管理者選任事業所では、運転の前と後に、運転者に対してアルコール検知器を使用して酒気帯びの有無を確認しなければなりません。
また、その結果は、1年間保存する必要があります。
事業所から飲酒運転者を出さないためにも、厳正なアルコールチェックを実施してください。
(シンク出版株式会社 2025.10.23更新)
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