今月の運転管理/令和8年1月(2026年1月)

今年も安全運転を誓いましょう


1月の安全運転管理(令和6年)

 

 令和8年、あけましておめでとうございます。

 

 今年も事業所の安全確保に努め、従業員全員で無事故・無違反に取り組んでいきましょう。

 

 冬期は、路面の凍結や積雪によるスリップ事故が頻発します。運転者の皆さんは、スリップ事故の防止に努めましょう。

 

 事業所では、過去の事故やヒヤリハット等をもとに、凍結しやすい危険な箇所を共有しておきましょう。

 

 また、毎年、大雪による立往生が発生しているため、降雪地帯を走行する場合には、立往生防止対策を講じましょう。

 

 健康面では、のどの乾燥に目を向け、感染症対策に取り組みましょう。

1月の安全運転目標

雪道でのスリップ事故に注意しよう

1月の重点管理目標

悪天候時の安全運行を徹底しよう

1月の健康管理目標

のどを乾燥から
守ろう


その他の管理指導項目    運行管理者の皆さんへ    1月の安全運転管理ごよみ

今月の運転管理一覧へ

  

1月の安全運転目標──運転者の皆さんへ

●雪道でのスリップ事故に注意しよう

 路面の凍結を予測した運転を心がけよう

安全運転目標2024年

 

 スリップ事故の主な原因は、路面の凍結にあります。

 

 そこで、橋の上やトンネルの出入口、日陰部分などでは、路面が凍結しやすい部分と認識して、慎重に運転することを心がけましょう。

 

 また、路面が凍結するような場所では、「急」のつく運転操作は厳禁です。

 

 とくに、ブレーキ操作には気を配り、エンジンブレーキ等も活用しながら、ブレーキは数回に分けてこまめに踏み込むようにしてください。

 

 このほか、走行中は速度を抑え、車間距離の確保にも努めましょう。

  

  

1月の重点管理目標──管理者の皆さんへ

●悪天候時の安全運行を徹底しよう

大型車の車輪脱落

運行中止・遅延を判断する基準を定めよう

 

 まずは、点呼等を通じて、雪道での安全運転の基本を再確認しましょう。

 

 また、ルート上の凍結リスクを伝達し、運転者にチェーン積載と装着の準備を伝えましょう。普段から、スリップ事故やヒヤリハット情報を収集しておき、危険箇所を把握しておくとよいでしょう。

 

 このほか、事業所では、運行中止・遅延を判断するための「悪天候時運行可否判断フローチャート」を準備しておき、判断のプロセスと責任者を明確化しておくことが重要です。

 

 運行の判断を、ドライバー任せにしては絶対にいけません。

 

●こまめに気象情報等を確認しよう

全車チェーン装着規制

 大雪が予想される際には、気象情報等をよく確認してください。

 

 そして、安全の確保に支障が生じるおそれがある場合は、滑り止めの措置が講じられているかどうかや、運行の中止の指示など、必要な措置をとりましょう。

 

 このほか、警報レベルの大雪が降った際には、右のような標識が出ている道路(一般道路、高速道路)で全車両へのチェーン規制が行われることになっています(2018年12月から実施)

 

 この標識が出ている道路では、スタッドレスタイヤな冬用タイヤの車であってもチェーン装着が必要ですので、1月は気象情報や道路規制情報に注意して、運転者にチェーン搭載の指導を実施しましょう。

 

 国土交通省が規制実施の対象となる区間と規制の運用方針を決めて公表しています。該当する経路を走行する事業所では、豪雪に備えてチェーン搭載を指導してください。

 

 → 詳しくは、こちらを参照 (国土交通省のWEBサイト)

  

1月の健康管理目標──従業員の皆さんへ

●のどを乾燥から守ろう

ヒートショック

のどの乾燥で感染症のリスクが高まる

 

 のどが乾燥すると、イガイガして深いなだけでなく、風邪などの感染症にもかかりやすくなります。

 

 のどを乾燥から守るためには、

・マスクを着用する

・鼻呼吸を意識する

・水分補給でのどを潤す

といった対策がおすすめです。

 

 また、運転中は、

・暖房中はA/Cスイッチをこまめに切る

・風向きを調節する

・内気循環を基本とする

といったことで、乾燥しすぎることを防ぎましょう。

 

  

その他の管理・指導項目

●全国交通安全年間スローガンが決まりました!

 1年間(2026年)全国で使用される「全国交通安全年間スローガン」が発表されました(全日本交通安全協会毎日新聞社の共催により毎年募集)。

 これらを参考に、みなさんの事業所でも1年間の安全運転スローガンを設定してみてはいかがでしょうか。

 

●大雪等で、悪質な立往生を発生させた場合には行政処分も

出典:国土交通省WEBサイト
出典:国土交通省WEBサイト

 大型トラック等が立往生してしまった場合には運送事業者等には監査が入り、講じた措置が不十分と判断された場合には、行政処分の対象となります。

 

 運転前には、

  • 積雪、凍結道路では、冬用タイヤを全車輪に装着しているか
  • 冬用タイヤの溝深さが50%以上あるか

 といったことを確認してください。

 

 また、次のような車は、立往生しやすいため注意が必要です。

  • 一軸駆動車
  • 連結車
  • 空荷状態
  • 年式の古い車両

 

 このほか、運転中には、次のことに注意してください。

  • 低速ギアでゆっくり発進する
  • 坂道では、のぼり終わるまでギアチェンジをしない
  • 冬用タイヤの性能を過信せず、細心の注意を払う

 

  

事業用自動車の運行管理者の皆さんへ

■「年末年始の輸送等に関する安全総点検」の実施

令和5年 年末年始輸送等安全総点検
国土交通省作成のポスター

安全管理、指導に関するチェックを

徹底しましょう

 

 2025年12月10日から2026年1月10日まで、「年末年始の輸送等に関する安全総点検」実施期間となっています。 

 

 自動車運送事業者はもちろん、鉄道、船舶を含めた全輸送機関に対して、災害や事故、テロや伝染病の流行などに備えた自主点検等を通じて安全性の向上を呼びかけています。

 

 とくに事業用自動車の事業所においては、以下の点を重点的にチェックすることが求められています。車輪脱落防止の点検も徹底しましょう。

 

 なお、大型自動車を使用する事業所では、自主点検を実施した後、2月上旬頃までに管轄の運輸支局まで結果を送付しましょう。

 

 詳しくは、同省のWEBサイトを参照してください。

  

令和8年1月の安全運転管理ごよみ(January/2026.1)

日  付 行 事 等

 1日(

・元日

 5日(月

・官庁仕事始め

・小寒

 7日(水)

七草

 10日(土

・110番の日──毎年1月10日は「110番の日」。110番は市民生活の安全に関する相談窓口です。なお、警察庁は、緊急性のない場合は相談専用ダイヤルである「#9110」番を利用するよう呼びかけています。

 11月16日()

 10日(土

第65回「正しい運転・明るい輸送運動」 全日本トラック協会主催

 ──詳しくは、全ト協のWEBサイトを参照 。

 12月10日(水)

 10日(土

年末年始の輸送等に関する安全総点検──国土交通省が主唱する輸送機関等における事故やテロの防止対策実施状況等の点検です。詳しくは、同省のWEBサイトを参照。

 12日(

・成人の日(第2月曜日)

 12月1日(月) 

 2026年4月30日(木)

・令和7年度 安全衛生教育促進運動──中央労働災害防止協会(中災防)が提唱し展開する活動です。年間計画を定めて、雇入れ時教育、特別教育などの義務付けを踏まえ安全衛生教育の確実な実施を促しています。外国人労働者の就労が増す中、安全衛生教育の重要性が高まっています。

 12月1日(月)

 1月15日(木

令和7年度「建設業年末年始労働災害防止強調期間」

──建設業労働災害防止協会が、災害の多い年末年始に積極的な災害防止運動を展開します。交通労災としては、現場送迎時の事故防止、路面凍結等によるスリップ事故の防止などを強調しています。  

 スローガン「無事故の歳末 明るい正月

 12月1日(月) 

 1月15日(木

・令和7年度 年末年始無災害運動 ──中央労働災害防止協会が主唱する安全運動。今年の共通標語は、

   「「年末」感謝の総点検 「年始」も笑顔で 無事故の発進」  

 (※詳しくは、中災防のWEBサイトを参照してください)

 15日(木

軽井沢町スキーバス転落事故から9年──2016年の1月15日午前2時、  長野県軽井沢町において41名を乗せた大型スキーバスが路外に転落、乗客・乗員計15人が死亡し、25人が重軽傷を負いました。この事故を契機に貸切バスへの安全規制対策が強化され、多くの法令が改正されました。

 また、運行会社の社長と当時の運行管理者だった元社員は業務上過失致死傷の罪で在宅起訴され、元社員は禁錮4年、社長は禁錮3年の実刑判決が言い渡されました(2023年6月8日長野地裁判決)

 15日(木 

 21日

・防災とボランティア週間──「阪神・淡路大震災」を踏まえ、平成8年より設けられました。

 17日(土

防災とボランティアの日──1995年の当日発生した阪神・淡路大震災を契機として災害時におけるボランティア活動および自主的な防災活動への認識を深める目的で制定されました。

 20日(火)

・大寒

 23日(金)

・花粉対策の日──1.2.3という数字の並びが花粉症対策の重要な時期である1月から3月にかけて意識を高めることを目指しています。花粉問題対策事業者協議会が中心となり、花粉症に苦しむ人々への支援と社会貢献を目的に掲げ、一般社団法人日本記念日協会によって認定されました。

 24日(土

法律扶助の日──1952年(昭和27年)のこの日、法律扶助協会が設立されたこと記念して制定。同協会は2006年に改組され「日本司法支援センター(法テラス)」となり、経済援助を含めた法的支援を行う中心的な機関として活動しています

 25日(

・日本最低気温の日──1902年(明治35年)に、北海道の旭川地方気象台で  -41.0℃という日本の最低気温を記録したことによります。上空の強い寒気の通過と放射冷却現象によるものと考えられています。

 26日(

パーキングメーターの日──1959年(昭和34年)に東京都が日比谷と丸の内に日本初のパーキングメーターを設置したことによります。

 料金は15分単位で10円でした。当時は割高感があり、あまり利用されませんでした。

 28日

犀川スキーバス転落事故から41年──1985年(昭和60年)1月28日、  大学生ら46名を乗せた三重交通のバスが、長野県長野市で犀川の横を走る国道19号の左カーブで、ガードレールを突き破り川に転落、乗客の大学生ら23人と運転者ら2人の計25人が死亡しました。現場は雪が積もり路面が滑りやすくなっていましたが、死亡した運転者は事故当日までの2週間連続出勤しており、会社が輸送安全の確保に手落ちがあったとして、国土交通省の行政処分を受けました。一方、警察は過労運転の疑いで会社と管理者を送検しましたが不起訴処分となりました。

 ~31日(土

・令和8年使用 交通安全ポスターデザイン応募締め切り

 詳しくは、毎日新聞社のWEBサイトを参照。

 12月1日(月)  

 1月31日(土

陸上貨物運送事業 年末、年始労働災害防止強調運動

 陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)の主唱する労災防止運動。交通災害や荷役作業時における墜落・転落災害などの防止を推進します。

 スローガン 「健康診断 受診はスタート 向き合いましょう 健診結果」

 詳しく陸災防のWEBサイトを参照してください。

   
 1月中旬 ・2025年12月末までの交通事故発生状況発表警察庁
 1月下旬

2025年12月分 トラック輸送情報国土交通省

 

 ◆1月の日没時刻 国立天文台 暦計算室による)

1日(水

福岡 17:21

大阪 16:58

東京 16:38

札幌 16:10

15日(水

福岡 17:33

大阪 17:10

東京 16:51

札幌 16:25

31(金

福岡 17:48

大阪 17:26

東京 17:07

札幌 16:45

早めのライト点灯で事故防止
「早めにつけよう おもいやりライト運動に
 取り組みましょう!

 1は12月よりは日が長くなってきますが、雪が降ったり、しぐれる天気が多くなる月です。

 雪の日などは昼間でも薄暮時のような暗さですのでライトは必要です。また、夜はあっという間に暗闇に包まれてしまいます。早めに点灯しましょう。

 また、雪山の陰から出てくる歩行者や自転車なども見落とす危険が増しますので、ライトで警戒を与えることは重要です。

  

 あなたが点灯することで歩行者や自転車などからもあなたのクルマが確認しやすくなります。 

「おもいやりライト運動」は、夕暮れ時のヘッドライト早期点灯をドライバーに呼びかけて交通事故を削減する運動です。全国で点灯活動を展開する運転者が増えています。


 詳しくは、おもいやりライトのサイトを参照してください

 

 JAF(日本自動車連盟)も早期ヘッドライト点灯キャンペーンを展開しています。
 JAFのインターネットWEBサイトではライト点灯
に関して様々な情報提供が行われます。

 ※詳しくは JAF Safety Light のサイトを参照してください

 

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