2013年3月「安全スローガン」

── 事故ゼロが 家族を守る 職守る ──

 順調に進んでいた業務も、ひとたび事故が起これば台無しになります。自分自身が当事者として罪に問われて家族を悲しませたり、会社の存続を危うくして仕事を失う危険もあります。事故ゼロこそが一番大切な業務の目標です。

── 追突は わき見・漫然 油断から ──

 追突事故は油断してわき見をしたり漫然としたときに起こりやすく、車間距離をとっていても危険です。とくに、商談を終えて会社に戻る時や荷を下ろしてホっとしたときが危険です。緊張が緩んだときには、一度安全な場所で停止して、自分自身に活を入れましょう。

── 身を守る わずか5分の 点検が ──

 忙しい業務のなかでも、わずか5分でいいので最低限の日常点検をしておきましょう。燃料の確認ミスのため高速道路で立ち往生し、衝突されて死亡した例もあります。自分の身を守るという気持ちで、毎日車をチェックしましょう。

── よく見よう しつこいぐらい 見回そう ──

 車に乗ると見えない死角がたくさんあります。発進するときやバックする前には、しつこいぐらい回りを見回し、顔を動かして死角をできるだけ少なくするように気をつかいましょう。また、左折時なども、繰り返し左側方を確認する気持ちを持ちましょう。

── カッとしない 止めて避けよう 対向自転車 ──

 狭い道を右側通行したり道路中央を我が物顔で対向してくる自転車には本当に困ります。しかし、張り合って強引に行こうとして、もし接触すれば車の負けです(第一当事者になります)。ここはぐっと我慢して、止まってやり過ごすことが大切です。

── かえりみない 進路変更 命がけ ──

 急いでいるのでしょうか、後方を確認しないで進路変更をする車がいますが、場合によっては命がけの行為となることがあります。後続の車やバイクがあなたの追越しや進路変更を常に予測しているとは限りません。猛スピードで追突されることを覚悟しましょう。

── 斜め待ち  後ろに迷惑  自車危険 ──

 交差点で右折待ちするとき、車体を斜めにして待つのはやめましょう。狭い交差点では、後続の直進車が通過できなくなって迷惑をかけますし、もし、万が一後続車に追突されたときは自車が対向車線に押し出され、正面衝突の危険にさらされます。

── 朝日に夕日 眩む目の前 歩行者が ──

 朝日や夕日など太陽光が直接目に入ると、目が眩んで視界を確保することができません。そんなときに信号無視など危険な行動をする歩行者や、自転車と遭遇すると、対処ができません。日除けバイザーをつかったり、サングラスをするなどして視界を確保するようにしてください。

── 急ぐなら 出発時間を 早めよう ──

 いつも時間に追われて運転をしていませんか?時間に追われることは、安全確認の省略などにつながり安全運転にとって大敵です。出発時間を早めるなどして、急ぎの心理に陥らないようにしてください。

── 停止とは タイヤが完全に 止まること ──

 一時停止をしなければならない場所に来たとき、あなたはしっかりと止まっていますか。停止とは、ブレーキをチョンと踏むことではありません。タイヤを完全に止めることです。このことを意識すれば、確実な一時停止をすることができます。

── 交差点 青信号でも 過失あり ──

 交差点で信号無視をしてきた歩行者をはねてしまった場合、青信号で走行していたドライバーにも3割の過失があるという裁判例があります。歩行者が幼児や高齢者だった場合には更に重い過失が課せられます。青信号で交差点を通過するときも決して油断をしないようにしてください。

── いそぐ心 確認飛ばす 落とし穴 ──

 急いで気が焦っていると、普段はしっかりと確認していることも飛ばしてしまったり見落としてしまいます。急ぎの心理で運転をしないで済むように、業務の効率化を測ったり、出発するのを早めたりして、準備をしっかりしておきましょう。

── したつもり 見たつもりでも 見落としが ──

 「しっかりと点検をした」、「安全確認をした」と思っていても、ミスを犯すのが人間です。ですから、「間違いない」と思っていても、「間違えているかもしれないなあ」と弱気になるくらいで運転は丁度よいのです。そうすれば、再確認をしたりスピードを落としたりといった安全運転につながります。

── 交差点 ブレーキペダルに 右足を ──

 交差点を直進で通過する時には、万が一の事態に備えてブレーキペダルに足を載せておくようにしてください。そうしておけば、たとえ対向車が右折を始めたとしても、すぐにブレーキを踏めるので事故を防いだり被害を軽減することができます。

── バッテリー 早めに交換 トラブル防止 ──

 当然のことですが、バッテリーがなくなると車は動きません。バッテリーには寿命がありますから、点検して電圧が下がっているようでしたら早前に交換するようにしてください。

── 右折時は 焦らずゆっくり 基本です ──

 右折するときに、後続車がいたりすると「早くいかなければならない」などと焦ってしまいがちです。しかし、右折時は後続車を気にせず、焦らずに、ゆっくりと確実に右折できるタイミングを待ってから右折するようにしてください。

── 荷台の積荷 休憩ごとに 要点検 ──

 重い荷物を積んで走行する時には、しっかりと固縛することが大切ですが、走行中の振動などで、ロープが緩んできます。しっかりと固定していても、休憩ごとに積荷の状況を確認するようにしましょう。

── 夜道では 黒い歩行者 見つけ出せ ──

 夜間に生活道路など、暗い道を走行しているときに、歩行者が黒い服など、色の濃い服を着ていると、夜道に溶け込んで発見が難しくなります。暗い道を走る時は、見えにくい歩行者の発見に努めてください。

── 大丈夫? 忘れた頃に 事故にあう ──

 長年、無事故無違反を続けていると、「自分は安全運 転をしているから事故は起こさない」という過信が芽生えてきます。無事故無違反は、あなたの誇りでもありますが、運が良かったのです。事故はいつ起きても おかしくありませんから、気を引き締めて運転するようにしてください。

── 人の事故 明日は我身と 受け止めよう ──

 新聞やテレビで事故のニュースを目にすることがあるかと思います。遠い所で起きている気がするかもしれませんが、明日はあなたかもしれません。人の事故を見聞きしたら、どうして事故が起こったのか、自分ならどうするかをよく考えるようにしてください。

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3月29日(金)

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