右折待ちの際はハンドルを切らないで - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

右折待ちの際はハンドルを切らないで

右折待機中はハンドルを真っ直ぐに
右折待機中はハンドルを真っ直ぐに

   皆さん、交差点などで右折待ちをするときに、ハンドルは真っ直ぐにして待機しているでしょうか、あるいは右に切ったままでしょうか?


 たいていの人は、ハンドルを右に切ったままで待機していると思います。しかし、この方法は危険なのでしないように教えられたことはありませんか?
 こういうと、「あっ、思い出した」と言う人もおられると思いますが、ハンドルを切ったままでいると、後ろから追突されたときに対向車線に飛び出して危険だから、というのがその理由です。
 
 さる1月8日、三重県伊賀市の県道で、公園の出入り口前の路上で公園に入るために右折しようとしていた軽自動車に、後ろからきた中型トラックが追突しました。
 その反動で軽乗用車は、対向車線に押し出され、折から対向車線を走行してきた大型トラックと正面衝突し、軽乗用車の運転者が全身を強く打って死亡する事故が発生しました。
 
 右折待ちをするとき、ハンドルを真っ直ぐにしておくほうがよいことはわかっていても、無意識のうちにハンドルを切ってしまう人が大半だと思います。
 右折時は、意識してハンドルを真っ直ぐにして、万一追突されても、対向車線にはみ出さないようにしましょう。

                                                  (シンク出版株式会社 2013.1.18更新)

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