バック時はゆっくりアクセルを踏もう - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

バック時はゆっくりアクセルを踏もう

 

 相変わらず、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が多発しています。

 

 さる12月22日午前11時55分ごろ、大阪府和泉市の動物病院に乗用車が突っ込み、待合室にいた2人に軽傷を負わせる事故がありました。

 車を運転していた男性は「病院前の駐車場に止めようとバックする際、ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話しています。

 

 ブレーキペダルに足を乗せてクリープ現象を利用してバックするときには、踏み間違いは滅多にありませんが、問題は後方を向いたままアクセルとブレーキを交互に踏むときです。

 

 身体を捻って後方を見てバックするときには、右足の位置がどこにあるかを感覚的につかめないことがあり、そのためブレーキを踏むつもりがアクセルを踏んでいたということになりやすいのです。

 

 それでも、アクセルを強く踏まなければ建物に突っ込むような事故は起こらないと思いますので、アクセルを踏みながらバックするときには意識してゆっくりと踏み込むようにしましょう。

 

(シンク出版株式会社 2016.12.28更新)

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