車線変更の際には忘れずウインカーを - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

車線変更の際には忘れずウインカーを

写真はイメージです。文中の事故とは関連がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関連がありません

 最近、右左折するときや車線変更をするときなどに、ウインカーを出さない人が増えたような気がしています。

 

 自分自身の体験でも、隣の車がウインカーも出さずに自車の前に強引に車線変更をしてきたことがありますが、入り込まれた方としてはあまりいい気分ではありません。

 

 逆に、ドライバーによっては「嫌がらせをしているのか」と勘違いをして、「あおり運転」をしてやろうという気になる人もいるのではないかと思います。

 

 また、車線変更をしてきたドライバーを注意しようとして、クラクションを鳴らしたりしてトラブルになることがあります。

 

 先日、埼玉県越谷市の県道でウインカーを出さずに右折した男性が、後続車からクラクションを鳴らされたことをきっかけに、その車を追い越して直前に進路変更したり、車間距離をとらずに走行し、運転席側ドアを複数回蹴ってへこませたとして、道交法違反(妨害運転)と器物損壊の疑いで、書類送検される事件がありました。

 

 いずれにしても、ウインカーを出さないことがきっかけでいろいろなトラブルの元になることがあります。車線変更の際には忘れずにウインカーをを出すようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2021.1.8更新)

■運転におけるマナーとモラルを高めよう

 本テキストは、プロのトラックドライバーとして知っておかなければならないマナーとモラルについて解説しています。

 

 運転場面や得意先での対応場面など15事例を収録し、イラストでマナーの悪い例やモラルの低いドライバーの姿を描いています。

 

 これらの事例がどんな問題につながるか、ドライバーが考えて記入する参加型の教材となっていますので、マナーやモラルについて考える機会となり、改善のキッカケとなります。

 

監修:酒井 誠

  (一般社団法人 日本トラックドライバー育成機構代表理事)

 

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