さる9月2日午前8時20分ごろ、北海道内の国道で、大型トラックのタイヤが外れ、路上に止まっていた車に衝突する事故が起きました。
警察によると、大型トラックの運転手は「毎日、ナットの点検をしていた」と話しているようです。しかしながら、事故の原因は、ナットの締め付けが不十分だった可能性が高いとみています。
さて、みなさんは運行前の点検時に「タイヤのナットが緩むはずなどない」と思っていませんか? なんとなく、点検ハンマーで叩いているだけになっていませんか?
幸い、今回の事故ではケガ人がいませんが、一歩間違えれば重大事故にもつながりかねません。
点検が形骸化していないか、今一度、その意義と重要性を再認識してください。
(シンク出版株式会社 2025.9.5更新)
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